整体師紹介
名前 |
後藤 優子(ごとう ゆうこ) |
生年月日 |
昭和51年生まれ |
出身 |
岐阜県美濃市 |
最終学歴 |
福井大学工学部応用物理学科 |
趣味 |
登山、ボルダリング、きのこ狩り、音楽、ホ・オポノポノ、キャンプ、読書、ダイエット |
青春の音楽 |
ELLEGARDEN,LinkinPark,AvrilLavigne,SiM,THE ORAL CIGARETTES,ONE OK ROCK, etc. |
青春の映画 |
ジブリ、マトリックス、あずみ、るろうに剣心 |
好きな小説家、ブロガー、ユーチューバー |
村上春樹、ナリ心理学、ken yamamoto |
職歴 |
20代前半 塾講師・家庭教師・パソコンインストラクター、通信制高校のスタッフ 20代後半 人事・総務(事務) 30代 CADオペレータ 43歳 整体師 |
はじめまして
はじめまして。岐阜県美濃市の奥の方で整体をしている後藤と申します。
美濃市最高峰の山、瓢ヶ岳(ふくべがたけ)のふもとで生活しています。
昭和51年生まれ。人生で一番元気に生きています。
自己紹介がとても長くなりました。
お暇な方はどうぞ☆
43歳で整体師になるまで
栄養失調で鬱っぽい幼少期~学生時代
学生時代は体力も気力もコミュ力も底辺でした。
生きづらさは今まで生きてきてMAXだったと思います。
今思うとただの「栄養失調」の症状でした。
典型的な「鉄分不足(その他ミネラル)、タンパク質不足」。
親子三代そんな食事を受け継いできてました。
完全にATP(身体が作るエネルギー)が足りない状態です。
母親も、私も立派な猫背として育ちました。
エネルギーが作れない身体は猫背になりやすいんです。知ってました?
人の身体は本当は寝たら治るようにできてるそうです(猫背も)。
食事改善しはじめて20代後半でやっと「自分の猫背なんとかならいものなのか?」と模索しはじめました。
アレルギー克服
栄養に無頓着のまま生活し、大学の一人暮らしの間に栄養不足を極め、人生で一番の鬱状態に入るも自覚は全くありませんでした。
さらに20代前半でアレルギー症状がたくさん出始めます。
とにかく何しても蕁麻疹が出る。
気圧の変化で鼻水が止まらない。
明け方咳が出て寝ることができない。
大好きな猫が近づいてもくしゃみが止まらない。
風邪を引いたら1か月咳が止まらない。
このままでは猫と暮らせない…!
薬では根本治療にならない。
ある本に出会い一念発起して根本治療の為完全無添加生活を開始しました。
当時の旦那さんを巻き込んで2年間の無添加無農薬生活をし、なんとほぼすべての症状が消えました。(軽度の花粉症だけ残る)
この時に食の大切さを知り、精神状態もどんどん回復します。
そして今までいかに身体によくないものばかり食べていたかを痛感しました。
今は食生活を見直し、7割ほど気をつけるようにしています。(同時に思考が身体に及ぼす影響も勉強し、ストイックな生活はしていません)
昔よりだいぶん楽に生きられていることを実感しはじめ、もっと楽に、健康に生きたいと思うようになってきました。
健康であることこそが、楽に生きられるということだと体感してきます。
身体の不調をなんとかしたい
30歳近くになって年々冷えるようになってきました。
朝起きるのがしんどい。
5日間働くと休みの1日は1日中寝ないと体力回復しない。
そしてどんどん太ってきた。
気づくとお尻はセルライトでボコボコ。
そして会社のトイレの鏡で見る私は相変わらずの猫背。
家で何度もストレッチや筋トレをやってみても続かない。
疲れる。しんどい。醜い。
限界に達してヨガに半年通います。
その流れで整体を教えてくれる先生を近所で発見し、その学校で1年半整体を学びました。
あまりに楽しくて面白くて人生で一番夢中になった習い事になりました!
夢中になりすぎてうまくできなくて悔しくて悔しくて、生まれて初めて心の底から悔しいという感情を経験しました。
仲間との交流の中でどんどん元気になり、行動的になっていきました。
弟の病気と10年の無職介護生活
33歳の時に弟が病気になり、家族全員一番つらい時期を迎えます。
元気で働いていた弟が脳萎縮でまともな思考ができなくなり、日常生活が送れなくなりました。
父親は早くに他界しており、2歳の娘と弟の奥さんと朝から晩まで働いている母親で弟を介護しなければならない状況になり、後藤家始まって以来の一大ピンチを迎えました。
明らかに無理があったので実家に帰ることを決意しました。
実家が大変な状況なのに嫁ぎ先で楽しく生きられる訳がないです。
同時に離婚し、実家に戻りました。
その後どんどん病気が進行していく弟を奥さんと二人で10年間介護し、弟が亡くなった時は私は43歳、弟の娘は12歳になっていました。
水分が飲めなくなり奥さん手作りお茶ゼリーを食べる弟。10年間の介護の後半は、寝たきりでした。
近所の方、親戚、施設の方、ヘルパーさん、看護師、お医者さん、美濃病院、などたくさんの方にお世話になりました。
175㎝の弟の介護のため筋トレ
介護で筋力のなさを痛感し筋トレのためボルダリングを始めました。
筋トレ目的ですが面白くて、趣味になるのに時間はかかりませんでした。
介護の合間はすべてボルダリング。
目が全く離せない介護だったので、ストレス解消にもなり一石二鳥でした。
ボルダリングのおかげで今に繋がるたくさんの知識を手に入れることができました。
運動音痴でスポーツ嫌いだったけど、スポーツの楽しさを知りました。
そしてどのスポーツでも「良い姿勢」「良い身体の使い方」は同じだということも学びました。
整体で使う腕や指の筋肉もこれで鍛えられました。
今も趣味でたまに登っています。
24時間引きこもり生活とダイエット成功
常に目が離せない状態だったのでとにかく弟と一緒にいなければいけないくて毎日がひきこもり生活。
その合間合間に本を読んだり、ネットサーフィンしたり気になる知識をつけていき、万年ダイエッターだったが40歳で7㎏の減量に成功しました。
食事のとり方、ダイエットの知識、ネットや本で手に入れられるあらゆることを知識として取り入れ実践し、分子栄養学も学び、幼少期の鬱っぽい症状も理解しました。
そして私が年々太っていったのは、ただの栄養不足だったことも知りました。
ここで学んだのは「食べ物・食べ方の重要さ」です。
身体の歪みも食べ物から来ていることもあります。
食べ方一つで肩こりや眼精疲労になったりします。
色んなことを学び、どんどん自分の身体をコントロールできるようになってきました。
心について学ぶ
介護においてのメンタルコントロールもたくさん学びました。
私が介護をして一番いやだったことは
自分に余裕がなくて弱者(弟)に当たること
でした。そんな自分が死ぬほど嫌でした。
介護をしてて一番辛かったです。
自分に余裕がないとうまく世界が回らないと理解し、介護の傍ら働くという選択肢をやめました。
そしてなるべく自分に余裕を持たせる生き方をしていこうと決意しました。
常にいいコンディションでいるために食事を気を付け、睡眠に気を付け、ストレッチをし、満たすよう努力しました。
とくにメンタルコントロールに力を入れ、色んな書籍や記事を読んで勉強しました。
まずは自分から。自分を満たしてから他人を満たす。
未だに勉強中ではあるけれど、年々生きやすく、元気になっていき
今が一番生きてて楽だし楽しいと心の底から思えるようになりました。
毎日が死と向き合う日々
着実に衰えていく弟。先の見えない毎日。
今後どうなっていくかもわからない。
弟にいつ何があっても48時間くらいは寝ないで元気に動き働ける状態にしておこう。
そうやって毎日を過ごすなかでさらに自分のコンディションを高めていきました。
気が付いたら自分整体極めてた
介護の合間合間に自分の身体に向き合うことで体の仕組みを知っていきました。
気づいたら、昔からコンプレックスだった
反り腰内股猫背X脚ストレートネックをかなり改善できていました。
物心ついた時から可動域が悪い股関節。
ヨガでも、どんな整体師に見せてもなにもならなかった左股関節を30分で正常可動域まで広げることができたことをきっかけに、自分の身体のあらゆるポイントをリリースし試行錯誤しながらそこそこ理想の状態に作り上げることができました。
軽度側弯で可動域が制限されてた左肩甲骨も可動域を取り戻しボルダリングで歪みを助長しない身体を作れるようになってきました。
まだまだ伸びしろはある。
もっともっと自由に楽に生きたい。
そんな中、弟が亡くなる。
43歳で整体師として就職する
弟が亡くなった後どうやって生きようか悩み、こんな歳だけど整体師としてまずは働いてみようという結論に至り約1年半整体院でお世話になりました。
そこで整体師として必要な知識や技術をたくさん手に入れさせてもらいました。
たくさんの事を学ばせて頂き、朝から晩まで働く体力も身に着けられました。
様々な患者様の治療に入らせていただき、その難しさや楽しさも知ります。
無理だったら辞めたらいいと思って始めた仕事だったけどこんな奥が深い、一生勉強していかなければいけないような楽しい仕事はオタク気質の私にぴったりだと思い始めます。
Ken Yamamoto先生との出会い
整体師としての知識を増やすために書籍やYouTubeを常にチェックする毎日の中で、治療家兼ユーチューバーのKen Yamamoto先生に出会います。
そしてその方のテクニック動画をオンライン受講し、魅了されました。
テクニックだけに惚れたわけではないです。
もちろんすごい先生だけれど、すごいといわれる先生はたくさんいると思います。
彼の発言、考え、生き方にとても共感し、セミナーも受講させて頂きました。
この方のテクニック(KYTテクニック)を使って整体をしたいという思いがどんどん強くなり、最終的に独立開業することを決めました。
整体師としての思い
今思うと、昔の私は若かったのに鉛のような重い身体を操作していました。
朝起きてすぐ疲れる。いつも眠い。
起きてから30分は座ったまま動けない。
月曜日から金曜日まで働くと土曜日は疲れて何もできず一日ベッドで過ごす日々。
今は昔とは比べ物にならないくらい身体が軽いです。
人は誰かのために生きたいと思う生物だといいます。
誰かの役に立って、貢献感を得られることが人としての真の幸福だといわれており、私もそう思って生きています。
そのためにはまず自分自身が元気でないと何も始まりません。
自己犠牲では何も生まれません。
私がハッピーであること。そして周りがハッピーであること。
生きていたら色んなことが起こるけれど、その時に自分の肉体と精神を最大限利用して力を発揮できたら、それほど強いことはない思ってます。
どんどん病気が進行して、今日明日何が起こるかわからない、そんな弟の介護を通じて今現在の自分が最強のコンディションであること。
それが一番大事だと痛感しました。
整体師としても全く同じです。
私が最高のコンディションでいなければ、いい整体はできません。
少なくとも私はそうだと思っています。
なのでなによりも自分を優先しています。
自分の身体をケアしたりメンテナンスしてみませんか。
いつか終わりがくるまで、今日から自分を大切に扱ってみませんか。
今までないがしろにして悲鳴をあげている自分の身体としっかり向き合ってみませんか。
いつまでも健康で若々しく楽しく生きようと努力していきませんか。
私はそのお手伝いがしたいと思っています。
そしてみんなが自分を大事にしたら
みんながみんなに優しくなれる、
みんながみんなに貢献できる。
そうやって世界は幸せになっていくと思っています。