
整体してて「ここの可動域は保ってほしい!」と思ってる場所があります。
それは
●足首の可動域
●手首の可動域
現代の人って、あんまりしゃがまないし、手を床につかないんですよ。
そしてそのせいで、あっちこちおかしくしているなと思ってます。
☆しゃがむ
☆前かがみになる
☆床に手をつく
☆四つん這いになる
☆ふりむく
というのがうまくできてません。
床をクイックルワイパーで掃除して、お風呂もスポンジに棒がついたやつでやって、同じ体制でずっとキッチンにいて、座って微動だにせずテレビをみ、スマホをいじる。
それじゃ、身体は硬く動かなくなっていきます。
上記の☆を意識的にやるのがヨガなので、ヨガはおすすめです。
でもそんなことをしなくても、道具に頼らずお掃除したら、完璧です。
雑巾で床を拭き、河原で洗濯をし、ぬか床を持ち上げたりおろしたり、布団で寝て床に手をついて起き上がり、布団をたたみ、押し入れにしまう。
昔は不便でしたが健康的な生活でした。
今それをやれっていっても、できないと思いますので、意識的に、ベッドや椅子、テーブルに、手のひらを開いておいてください。手を付くときにグーをしている人は、手首の可動域がてきめんに狭いです。手首の可動域が狭くなると、それは腰まで波及します。
そして意識的に、しゃがんだり、意識的に膝をまげないで床のものをとったりしてください。
しゃがみができる人は脚の後面が堅くなってきて膝をまげないで床のものがとれないし、膝が悪くてしゃがめないまま膝のばしたまま草ひいたりしているひとは、こんどは足首が堅くなっていきます。
どれもすべてスマートにできてやっといい状態で身体がいられます。
毎日一回以上しゃがむ、手の平を開いて手を付く、体重をかける、四つん這いになる、しゃがまないで床のごみをとる、大事です。
和式がなくなってきていて、しゃがめない人が増えて、昔は着物を着ていたから、帯をチェックするために鏡で振り向いたりしていたけど、ふりむくこともなくなって、本当に丸太人間みたいになってきました。
便利を追求するのもいいですが、健康のためにあえて不便にしていくのもありだなって思ってます。
私は今キャンプにはまってますが、こうやって遊ぶと普段しない姿勢ばかりとるので、健康にいいだろう!と思っています。

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