”反り腰”とはどんな状態か

岐阜県美濃市で整体やってるごとうです。
今回は反り腰の定義について話したいと思います。

ざっくり反り腰とは

骨盤が必要以上に前へ倒れている”前傾している”状態の事を言います。

反り腰

骨盤が前傾することによって腰の骨が過前湾(過剰に前に曲がる)してしまいます。
反り腰というのは本来の正常な骨格からはずれた姿勢になるために、腰痛・便秘・胃下垂・尿漏れ・生理痛などを引き起こしやすくなります。

反り腰の定義

これは伝えてる所によって多少のずれがあるのでだいたいの目安です。
下図は腰の骨を横から見た図で、とがった部分を結んだ傾きで骨盤が前に倒れているか、後ろに倒れているかを判断します。

腸骨

正しい姿勢は下図です。骨盤のとがった部分を結んだ傾きが10°~12°であれば正常と言われています。

目安として第10肋骨の一番下の部分と腰骨、恥骨のラインが一直線になるのが理想と言われています。(あくまで目安です。骨の形にも個人差があります)

そうはいっても自分で骨盤の角度を測るのはとっても難しいので、写真の様に横から見て恥骨と腰骨が縦のラインに真っすぐ来ていればOKととらえてください。

肋骨ー腰骨ー恥骨がまっすぐになったら美ボディになると考えてください。

壁に背中をつけて壁と腰の隙間で反り腰を判定する方法

検索するとたくさんでてきますね。

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骨盤の角度は立ち方によっても変わる

お腹を前に突き出す立ち方をしている方が真っすぐな立ち方をすると骨盤の角度が変わる方がいます。
変わらない方もいます。
骨の問題で反り腰な方もいますし、立ち方の問題の方もいますし、筋肉で反り腰の方もいます。

動かせる反り腰の方と、固まって全く反り腰から動かせない方もいます。
どちらを目指す方がいいかというと、前傾にも後傾にもなれる骨盤です。

参考:反り腰だと腹圧が正常にかからない

腹圧ってなんぞや?ですが、簡単にいうと内臓や背骨を守るためにお腹の筋肉に適度に力が入りお腹(内臓)に圧力がかかることです。

腹圧がかかることによって、内臓が守られ腰の骨が守られ、骨盤底筋に力が入り、腹圧で体幹が固められることによって運動時の負荷を筋肉がカバーできます。
腹圧がかかることによって、お腹が引き締まり、尿漏れや腰痛を防ぐことができます。

反り腰のままではどれだけ力を入れたとしても腹圧がかかりにくくインナーマッスルの力が発揮できません。

人間のカラダは正しい骨格の位置になると力が発揮できるようになり、不調のない美しいカラダになります。

まとめ

立った状態で真横から骨盤を見たときの骨盤の上前腸骨棘と上後腸骨棘を結んだ角度が正常より大きく倒れていたら反り腰といいます。
角度で言うと12°以上が反り腰

10°くらいが正常
10°以下は骨盤後傾

あくまで目安です。

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