最近40代の方の不調を良く耳にします。
四十肩・テニス肘、肩こり、首痛、膝痛、頸椎ヘルニア、、、
「なんでだろう?」
と聞かれるので私は一言こう言い放ちます。
「老化だよ!」
と。
正確には老化と姿勢の悪さ。
もっというと老化と関節可動域の低下と関節・筋肉の劣化と筋力の低下の総合庁舎です(?)
年を取るごとに身体は年々硬くなるのをご存じでしょうか。
多分うっすらそう思っているけど、見て見ぬふりをしている人がほとんどでしょう。
老眼ってなんでなるか分かりますか?
目の視力調整の筋肉の劣化です。
目の筋肉が劣化しているなら、全身の筋肉も同じように劣化しています。
うまく伸び縮みできなくなり、硬くなっていきます。
関節、筋肉は硬くなり、骨と骨のクッションも硬くなっていきます。
眼球や内臓、子宮などもどんどん萎縮していきます。
聞き入れがたい話だけど、そうなっていきます。
そうなる理由は男女とも老化によりホルモンの低下が起こるから。
グラフを見ると分かるけれど、女性の場合45歳くらいを境に一気に老化が始まります。
やばいでしょ。
正直みんな40歳くらいまではなんとなく若いんですよ。
それが40→45→50→55の劣化の進みが激やばい事実。
もうここからは必至こいて現状維持のゾーンに入っていきます。
なので私はいつも40になる前に身体のメンテナンスを何とかしておいた方がいいと伝えています。その前に可動域を付け姿勢の維持の仕方を学び、日常生活で常にメンテンナンス出来る知識をつける。
そこまでやっておけば、何も怖いものはないので。
ある程度萎縮が始まってしまっていると、その時点から接骨院に通っても整体院に通ってもどんどん修正するのが難しくなっていきます。
テニス肘、四十肩は40代を代表する怪我(怪我に近い)と言ってもいいですが(治癒するのに半年以上かかります)、それよりも怖いのはヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経系のものです。
でもまだ症状が出てない時点でなんとかしよう!と思う方はいないので、結局60歳超えてから痛みに苦しんだりするようになります。
まずはそのことをご理解頂きたい。
先の事を考えて今を楽しく生きて欲しい。
そう思います。
「どうしたらいい?」と言われた方には全員ストレッチを推奨しています。
可動域を見て、足りないところのストレッチ。
「ストレッチ毎日してるよ!」
という方のストレッチを見させていただくと、全然効果ないストレッチだったりします。
生ぬるいストレッチでは老化には抗えません。
指標を作って足りない可動域をつける。
可動域を付けてから正しい姿勢を維持する筋肉をつける。
そもそも筋肉をしっかりストレッチさせる。
(これができてない方が多い)
それだけです。
地味だし地道だし地味だけど、魔法のような効果的なものはありません。
あったとしても3日で戻ります。
身体は適当に扱ってたらどんどん壊れていきます。
車のメンテナンスはするのに、身体はしないんですか?
美容のケアはするのに、骨や筋肉のケアはしないんですか?
あなたはどういう未来を手に入れたいですか。
欲しい未来があるのなら、今から取りに行ってください。
車を長く乗りたい人は定期的にメンテナンスするように、今の便利な生活ではメンテナンスなしで最後まで身体が持つひとはまれです。
健康知識と同じように姿勢の意識も世の中に浸透するといいなーと思ってます。
岐阜県美濃市 猫背矯正 整体 ふくべのふもと整体所
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